ご存知でしたか?日本国内で流通しているきくらげのうち、97%が中国産、国産はわずか3%しかありません。また、中国産のほとんどが乾燥きくらげ。
生のきくらげは生鮮食品なので流通量が少なく、スーパーなどで目にすること自体が珍しい食材です。このため多くの方がきくらげを口にするのは、中華料理店やご自宅で乾燥きくらげを中華料理に使う、このどちらかではないでしょうか。
コリコリした食感が中華料理との相性バツグンのきくらげですが、それだけではもったいない、ぜひ日々の食卓に使っていただきたい可能性を秘めているのです。
きくらげの可能性、それはズバリ豊富な栄養価にあります。特に注目していただきたいのが、食物繊維、ビタミンD、鉄分。
100gあたりに含まれる食物繊維はゴボウの約10倍。生きくらげの場合、腸を刺激して便秘改善に効果的と言われる「不溶性食物繊維」、血糖値を下げて余分な糖質を排出する効果が期待される「水溶性食物繊維」が共に含まれています。
ビタミンDの含有量はきのこ類の中でナンバー1。食物からのカルシウム吸収を促進し、骨や歯を丈夫にしてくれる他、免疫力を向上させる作用もあります。
また、日光を浴びることで作られるビタミンDですが、紫外線対策によって特に女性に不足しがちな栄養素と言われています。
鉄分を多く含む食材と聞いて思い浮かぶレバー。酸素を運び体の機能を高め、貧血予防にも効果的な鉄分。きくらげの持つ鉄分はなんとレバーの約3倍です。
ただでさえ少ない国産きくらげの中でも、特に希少な白いきくらげ。この白いきくらげは、通常の黒いきくらげとは違う栄養素を持っています。皮膚や粘膜の維持に深い関わりのあるビオチンは黒いきくらげの約3倍。カルシウムは牛乳の約3倍含まれています。
また、植物性のコラーゲンや、ビタミンB2も含まれているので、特に女性に嬉しい食材と言えるかもしれません。白いきくらげは栽培に手間がかかります。一般的な黒いきくらげに比べると約10倍。多家良培菌では、多くの方にこの白いきくらげの食材としての力を知って頂けるように、スタッフ一同の頑張りで黒きくらげとほぼ変わらないお値段で販売しております。※出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)きのこ類
きくらげの持つ食材としての可能性にお気づきいただけましたか?しかし、いくら可能性のある食材でも使い方が難しいと気軽に食べられません。ご安心ください、きくらげは毎日のお料理に使っていただけます。

黒いきくらげは、中華料理、キムチ鍋、豚キムチ、天ぷら、パスタやラーメンなどの麺類に。白いきくらげは、スープ、サラダ、酢の物や和物の他、デザートにも。
他にも、生きくらげをサッと茹でて氷水で締めたら、そのまま醤油とわさびや生姜につけてお刺身としてどうぞ。生きくらげならではのプリプリの食感を存分に楽しめます。
白いきくらげはなんとデザートにも変身します。生姜を入れたシロップに漬ければ白いきくらげのジンジャーシロップ漬けの完成。ヨーグルトのトッピングなどにおすすめです。
このように多家良培菌では、全食材の中でも栄養豊富な毎日美味しく食べていただけるきくらげを、
国産ならではの安心安全にこだわって生産しています。
ぜひ一度食べてみてください。
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